第二次世界大戦後、シベリアの収容所であるラーゲリで捕虜となるも、希望を捨てずに生き続けた山本幡男の熾烈な半生を描いた伝記映画。辺見じゅんの小説「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」を基に、瀬々敬久がメガホンをとった。山本幡男を『母と暮らせば』の二宮和也、山本を日本で待ち続けた妻のモジミを「謎解きはディナーのあとで」シリーズの北川景子が演じる。
監督:瀬々敬久
出演:二宮和也、北川景子、松坂桃李、中島健人、寺尾聡、桐谷健太、安田顕、市毛良枝
ラーゲリより愛を込めて (2022)のストーリー
第二次世界大戦が終戦を迎えた1945年、シベリアの強制収容所であるラーゲリでは山本幡男をはじめ60万人を超える日本人が捕虜として収容されていた。山本は日本で待つ妻と子どもたちのもとに帰るという強い希望を持ち、帰国できる日を待ち続け、マイナス40度という極寒のなか希望を失っていく仲間たちを励まし続ける。しかし徐々に近づく帰国の日を前に、山本の体は病に侵されてしまう。
この記事へのコメントはありません。